
共同書庫とは、京都市中京区にある個人の蔵書を共有する書庫です。書庫は図書室として公開され、どなたでも自由に本を読むことができます。また本と生活について考え、実践する場をつくっていきます。
① 書庫
共同書庫の第一機能は名前の通り、「共同」で使う「書庫」です。様々な人が本を置き、貸し借りをできるようにします。たとえば作家の全集のように、手放したくはないが家で眠らせておくにはもったいない……と思えるような、人と共有したい本を歓迎します。
② 図書室
書庫の本は公開され、訪れた人が自由に読めるようにします。ただし、貸出可否は本の所有者が決定できます。
③ 企画室
本と生活について考え、実践するための場所をつくります。読書会、勉強会、映画会ほか、展示やフリーマーケットなど企画の持ち込みも歓迎です。
運営者
京都の学生寮で出会った4人で運営しています。
南沢想
神奈川県横浜市出身。京都大学工学部建築学科4回(休学中)。好きな本:『箱男』安部公房
/ 『方丈記私記』堀田善衞 / 『壁のしみ』ヴァージニア・ウルフ
吉原総
東京都練馬区出身。データサイエンスのエンジニア。本棚のDIYをがんばりました。豊かに生活をしていきたいです。好きな本:『文章心得帖』鶴見俊輔
/ 『女生徒』太宰治 / 『Chaos in Classical and Quantum
Mechanics』Martin C. Gutzwiller
こめたに・たくや
旅が好き。以前キルギスを自転車で旅していたときに羊飼いの働き方をみて、日本の当たり前な働き方に違和感をもった。WEBエンジニアをしたり、なんでも屋をしたり、考えたりしている。好きな本:『中国化する日本』与那覇潤
/『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』浅野いにお
/『コンピュータは数学者になれるのか?
-数学基礎論から証明とプログラムの理論へ-』照井一成
ブヤコフ=マクシモヴィッチ
旧ソ連製の日本人。趣味は骨付き肉をボルシチに変えること。好きな本:
『駈込み訴え』太宰治 /『暇と退屈の倫理学』国分功一郎
/『検察官』ゴーゴリ